戻る


録音(サンプリング)

リターンスイッチ


ok:
選択されたバッファ領域を現在のチャンネルのサンプラーにアサインし、音色画面に戻ります。
back:
録音された音声を使用せず、音色画面に戻ります。
レコーディング画面を閉じると、シーケンサーの再生が再開されます。


録音バッファ


バッファは、音色として使用できるサンプルの3倍の長さがあります(44kHz、モノラルで3秒)。上の画面はバッファ全体の表示で、その中に現在の選択範囲が水色で示されています。下の水色の画面は現在の選択範囲の拡大表示です。下の画面を水平にスクロールして、使用するサンプルの範囲をバッファから選択します。 


録音コントロール

rec:
録音を開始します。録音中はrec ボタンが赤く点灯し、現在の録音位置を示す赤い縦のラインが上のバッファ画面を進みます。ボタンが赤く点灯しない場合は、録音の失敗です。その場合、異なるサンプリング周波数を選択してもう一度試すとうまくいくことがあります。
録音が終わると、下の画面にも波形が表示されます。外部ソース (mic)から録音した場合、自動でノーマライズされます。録音中にrec をもう一度タップすると録音を中断できます。
play:
選択されたバッファ領域を再生します。

録音設定


- ビット深度:
16 bit

16bit は一般的なCD品質のビット深度です。

8 bit

8bit に設定すると録音の長さが2倍になりますが、量子化ノイズが発生します。

- サンプリング周波数:
44kHz

44100Hz は、一般的なCD品質のサンプリング周波数です。

8kHz

8000Hz は、とても低いサンプリング周波数で、高い周波数をカットし、クランチーなディストーションを付加します。この設定では16.5秒まで録音できて、そのうちの5.5秒をサンプルとして使用できます(16bit、monoの場合)。

- モノラル/ステレオ:
mono

iPhone本体のマイクや、ヘッドセットを使用した録音はモノラル音声となります。その場合、ここの設定はmono にしましょう。

stereo

ステレオマイク、ライン入力(Dockコネクタ経由)、またはnanoloop のセルフサンプリングではステレオ音声が録音可能です。ステレオでは録音・サンプルの長さが半分になります。

- ソース:
mic

内蔵マイク、ヘッドセットやDockコネクタのオーディオ入力を使用します。
注意: iPod touchには内蔵マイクがないので、外部のマイクやライン入力が接続されていない場合は録音が失敗します。第1世代のiPod touchではヘッドフォンジャックから音声を入力できないので、ヘッドセットとマイクによる録音も機能しません。Dockコネクタを使用したマイクまたはライン入力は可能なはずですが、現在動作未確認です。

self

この設定では、nanoloopの音声出力をセルフサンプリングできます。録音の開始と同時にシーケンサーがスタートし、現在再生中のパターンが録音されます。この録音はノーマライズされないので、音量が小さすぎる場合はボリュームコントロールで調節してください。self では44kHzのサンプリング周波数のみ使用可能です。

この機能はnanoloopをシンセサイザーとして使用し、外部入力なしでサンプルを作成します。ビート、和音、アルペジオやマイクロトーン、マイクロリズムといった利用方法があります。
あプリセットされた手拍子のサンプル(klap.wav)がこの方法で作られています。異なったピッチとエンベロープのノイズを複数のチャンネルで高速再生したものを録音して作成しました 。



戻る